10月13日 (木) 晴れ
さすがに山の中、朝はとても冷えました。たくさん飲んだ割にはよく眠れて、目覚めは良好。
午前8時半に宿を出発。昨日より現地を案内してくださった丸山さんの車のあとを運転して、はじめの訪問地小布施町に着きました。
はじめに紹介していただいた方は、ぶどうのほかにリンゴも栽培されていました。
こちらのぶどうは私たちにもなじみのある品種・栽培方法でした。けれど畑に入るとすぐに目についたのは、葉の健全さでした。
大きい葉から小さい葉までいまだ緑がきれい。これは種あり巨峰の樹。
もう収穫は終わってしまったそうですが、これはシャインマスカットのなっていた樹です。果実はなくともいいぶどうが収穫できたことが窺われます。
園主の山岸さんには丁寧な説明をいただき、感謝いたします。
こんどは車で10分もかからず到着。矢島さんの圃場です。
ここではまだ一房も収穫がされていないシャインマスカットの樹を見せてもらいました。畑には一面稲わらがしきつめられており、これで春の地面の乾燥を防ぐそうです。
収穫は今からはじめ、霜が降りる11月上旬に終了する、いわゆる「遅出しぶどう」です。JAを通じ海外向けにも出荷するとのことです。
管理が不十分といいながらも、素晴らしい畑でした。
ボリューム感のあるシャインマスカットです。
今回の視察を通して、気候・その他の条件は違えども、その作物と栽培する環境を理解したうえで熱心に仕事することが重要だと感じました。
全日程で案内をしていただきました丸山さんには大変お世話になりました。
帰りの際立ち寄った道の駅で見つけた、小ぶりですがかわいいぶどうを家族のおみやげにしました。