5月13日(水) 晴れ
今朝はハウス栽培のシャインマスカットとクインニーナのジベレリン処理をしました。
ハニーシードレスなどの一部の品種を除き、ほとんどのぶどうは放っておくと実の中に種を作ります。この作業ではぶどうの房に植物ホルモンの1種、ジベレリン(環境ホルモンとは違いますよ!)を与えることで、種のないぶどうを作ります。
ジベレリン処理はタイミングが大事!時期を逃すと粒が大きくならなかったり、種が入ってしまうことも。この時期になると毎日欠かさず蕾のようすをチェックしています。
花が終わって粒の大きさに大小ができ始めて、色が少し濃くなった今こそ適期。いざ!
ジベレリンと食紅を溶かした水に、房ごとザブン。食紅を入れるのは房が処理前か処理後かが一目で分かるためです。
ちなみにこのジベレリン処理も1つの房に1度だけ処理をする1回処理と、1つの房に2度に分けて処理をする2回処理があって、それぞれの長所があるのですが、石田農園はほとんどの品種が1回処理です。ふーん。
今回処理ができたのは特に生育の早い房で、ほとんどの房はまだ花が咲いています。
ぶどうの花はとても地味で、他の花のような美しい花弁などは持ちません。その代わりに強い芳香をもっており、畑のどこかで花が咲いていれば甘い香りですぐに分かります。
New!新しいホームページが出来ました!これからも少しづつ充実させていく予定です、よろしくお願いします。